虫歯を削った後、歯と同じ色のプラスチック(コンポジットレジン)を詰めます。光で約10秒程で固まるため、お子さんの治療に最適で健康保険適用です。ただし、詰める範囲が大きいと欠けるリスクがあり、経年劣化による変色や摩耗も生じます。治療の持ちを良くし、新たな虫歯を防ぐためにも、定期的なチェックは必ず受けていただく事をおすすめいたします。

レジン充填で一番大事なのは、防湿(湿気を防ぐ)です。お子様の口の中は大人に比べて狭いです。
そして唾液も多いのです。 そして口で息をしている場合が多いです。つまり、お口の中が、お風呂場のような状態なのです。 そのお風呂場のガラスにセロテープでポスターを貼る事を想像してみて下さい。すぐに剥がれてしまいます。
これと同じ事をしているのが、小児歯科のレジン充填なのです。つまり、湿気が有るとレジンはくっつかないのです。
ですから、お子様のレジン充填による治療は、ラバーダム防湿は必須なのです。
当院では、この小児に対するレジン充填もマイクロスコープを使っての精密治療を行っております。尚、保険外の様な特別な費用はかかりません。
