アクセス

平日 9:30-12:30 / 14:00-17:30
土 9:00-12:30 / 14:00-18:00

ブログ

Blog

妊娠中に歯のレントゲンを撮っても大丈夫ですか

公開 更新

監修:院長 秋山 翔太郎(歯科医師)

「妊娠中なのですが、レントゲンは撮っても大丈夫でしょうか」。よくいただくご質問です。

結論から申し上げます。歯科のレントゲンは、妊娠中でも撮れます。 理由は、くらべる桁が違うからです。

数字でお答えします

国際放射線防護委員会(ICRP)は、おなかの赤ちゃんに影響が出るかもしれない量として、約100ミリシーベルトという数字を挙げています。

いっぽう歯科のレントゲンは、

  • お口の中に入れる小さなレントゲン 1枚で 約0.01ミリシーベルト
  • 顎全体を写すパノラマレントゲン 1枚で 約0.03ミリシーベルト

しかも、この数字は撮影する場所(お口)での量です。おなかはそこから離れています。加えて、防護エプロンを使います。

比べる相手が、けた違いに大きいのです。

くわしい数字は小児歯科とレントゲンのページにまとめてあります。

それでも気になるときは

「数字は分かったけれど、やっぱり気になる」。その気持ちは自然なものです。

急がない撮影であれば、時期をずらすこともできます。 妊娠初期は、おなかの赤ちゃんがもっとも育っている時期です。待てるものなら待つ、という判断はあってよいと思います。

逆に、痛みや腫れがあるときは、待つほうがつらくなることがあります。 診断がつかないまま様子を見ると、処置が遅れて、かえって大がかりになることもあります。

どちらがよいかは、お口の状態によります。気になることは、そのまま言っていただいて大丈夫です。 撮る・撮らないを決めるのは、ご相談のうえです。

妊娠中の歯ぐきについて

妊娠中は、ホルモンの変化で歯ぐきが腫れやすくなります。つわりで歯みがきがつらくなる方も多く、お口の状態が悪くなりやすい時期です。

歯周病と早産の関係については、よく「7.5倍」という数字が紹介されます。 これは1996年にアメリカで報告された研究(Offenbacher ら)で、重い歯周病のある妊婦さんで、早産・低出生体重児のリスクが高かったというものです。

ただし、ここから先を正直にお伝えします。

その後、「では妊娠中に歯周病を治療すれば早産を防げるのか」を調べる比較試験がいくつも行われました。結果として、治療によって早産が減るという結論は得られていません。 複数の試験をまとめた解析でも、はっきりした差は出ていません。

ですから、「歯周病を治せば早産を防げます」とは申し上げません。 そう言い切れるだけの根拠が、いまのところないからです。

それでも妊娠中に歯科へ来ていただきたい理由は、別にあります。お母さんご自身の歯を守るためです。この時期は歯ぐきが悪くなりやすく、産後は赤ちゃんのお世話でご自分のことが後回しになります。産む前に一度、お口を整えておくことには意味があります。

「赤ちゃんにうつる」について

以前は「お母さんの歯周病菌が胎盤を通って赤ちゃんにうつる」と書かれることがありました。この書き方は、いまの知見からは行き過ぎです。 そう言い切れる段階にはありません。

むし歯の菌については、生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはいないこと、身近な大人から移っていくことが分かっています。ただしこれは、スプーンを分けたから防げる、という単純な話でもありません。くわしくはままぱぱタイムのページをご覧ください。

保護者の方の診療も行っています

当院は小児歯科ですが、平日の決まった時間に、保護者の方の診療を行っています。 お子さまと一緒にお越しいただけますし、歯が生える前の赤ちゃんをお連れでも大丈夫です。

ご予約はネットとLINEから24時間お取りいただけます。

このコラムで参考にした資料

ブログ一覧へ戻る

LINE公式アカウント

LINEだと、ご予約がぐっと楽になります

友だち追加は無料です。しつこいお知らせは送りません。

  • 24時間いつでもご予約夜でも、お子様が寝たあとでも。空いている時間がその場で分かります。
  • きょうだいをまとめてご予約同じ日に「続けて」または「同じ時間に」。別々に取り直す必要がありません。
  • 次回のご予約をいつでも確認「次いつだったかな」を、連絡せずに確かめられます。
  • 診察券がわりになります受付もLINEから。診察券を忘れても大丈夫です。
  • ご家族をまとめて登録お子様が何人でも、ひとつのLINEから。
LINEで友だち追加する

はじめての方もご利用いただけます。
追加したあと、画面の案内にそってお名前などをご登録ください。

topへ