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歯髄細胞の能力と幹細胞

これまで歯医者さんで抜歯した乳歯や親知らずは、捨てるしかありませんでした。
しかし、それはとてももったいないことなのです!
なぜなら、歯の中には歯の神経である『歯髄(しずい)細胞』というものが存在していて、その歯髄細胞の中には良質の『幹細胞』があります。
 saibou_img06.jpg歯医者さんで抜歯するメリットは、歯髄細胞を残せるということにもあるのです。

幹細胞とは‘細胞のたね’とも言われ、2つの能力を持っています。
1つは、分裂して同細胞を作る力。
もう1つは、別種類の細胞に分化する力です。

ただ困ったことに、この細胞のたねは加齢によって急激に数が減ってしまうのです。
 つまり、再生医療を考えると、若くて健康な時期に幹細胞を採取しておくということが大事だということになります。

従来は、幹細胞が必要になると骨髄や臍帯血から採取していましたが、その採取で与えてしまう身体への負荷を考えると、出産時しか採取出来ないという問題もありました。

ですから、乳歯や親知らずから採取する方が、身体への負荷も軽減出来ますし、採取できる機会も多くなるというメリットがあり望ましいのです。
幹細胞が存在している歯髄細胞は、移植能力が高く、硬い歯に守られているため遺伝子に損傷が起こり難いのです。
また、iPS細胞を作ることも出来ます。

歯髄細胞の5つの利点

iPS細胞って何?

iPS細胞(人工多能性幹細胞)とは、人工的に作られた万能細胞のことで、皮膚細胞や歯髄細胞を初期化し、身体のどんな細胞にも変化することができます。 2006年に京都大学の山中伸弥教授達が、世界初のiPS細胞を作ることに成功しています。

再生医療とは?

saibou_img09.jpg最先端の医療技術で、怪我や病気などから組織や臓器に起こった問題を、幹細胞を使用して元通りの機能、形に再生するのが再生医療です。

人には、そもそも自分を修復する能力がそなわっています。その力の基になっているのが細胞のたねと呼ばれる幹細胞です。幹細胞のおかげで、ある程度の病気、火傷、切り傷などは自分で修復することができるのです。

しかし、これらの能力が加齢によって衰えてしまうのは、老化によって幹細胞の数が減少してしまうからです。そのため、若い時よりも高齢になるにつれて修復がし難くなるというわけです。

乳歯や親知らずの2つの活用法

乳歯や親知らずのような歯の中には、歯髄細胞というとても大きな力を持つ細胞が存在しています。 これらは、再生医療に利用出来るものなので、捨ててしまうのはもったいないのです。 自分や家族のため、もしくは、多くの人のために活用した方が有効です!

医療研究のために寄付する

活用する方法の1つ目は、先端医療への協力として、救命、医療研究のために寄付するというものです。こちらの場合は無料で行っていただけます。歯の中にある幹細胞はとても役に立つのですが、まだまだ数が足りません。

そのため、『DPストック』という方法がとられています。再生医療に対応するための細胞ストックが目的で、献血ならぬ献歯のボランティアなのです。対象は乳歯、20歳以下で抜歯した親知らずとなります。

将来に備えて預ける

saibou_img03.jpg2つ目は、自分や家族のために歯を預けるという方法です。こちらは保管料が必要になります。
こちらの場合は、『歯髄細胞バンク』という保管機関というところへ預けることになります。

歯髄細胞の中に良質の幹細胞がありますが、決して量が多いわけではなく、預けた歯の幹細胞を一定量にまで培養して治療に活用出来るようにしておく必要があります。更に、長期間の冷凍保存も必要になります。歯髄細胞バンクでは、これらの必要な措置を全て行い、万が一の場合を考えて2ヶ所の施設で保管しています。

対象年齢の制限はありません。
しかし、10歳以下の乳歯、30歳以下の親知らずや永久歯が推奨されています。

初期登録料=10年保管で30万円(税別)
登録更新料=10年更新で12万円(税別)

歯髄細胞バンク

この事業は2009年9月から開始されており、1000人以上の方が細胞を預けています。
預ける方法など詳細は、当院までご相談ください。

抜歯時期は、医師の判断によりますので、必ずしも望んだ時期に抜歯が出来るとは限りません。

自然脱落などの場合は、菌への感染という可能性もあり細胞を培養できないこともあります。
乳歯が脱落した後など、少しでも良い状態を保つため、直ぐに専用容器に入れるのが好ましいので、あらかじめ当院までご相談いただければと思います。

バンクへ預ける歯に年齢制限はありませんが、幹細胞は年齢とともに減少するものです。ですから、なるべく若く健康な間に保管した方がいいと思われます。

また、虫歯が進行していると保管出来ない可能性もあります。預けた歯の細胞が培養できなかった場合は、全額返金対応、もしくは保管(培養が)出来るまで追加費用なしで別の歯を預けることも可能です。

培養可能の歯を何本も預けておくことは出来ますが、登録料は1本についての費用となります。そのため、本数分の費用が必要になります。ご家族での登録は、割引相談にも対応しています。

預けた歯が1本であっても、細胞は分割保管されているため、複数回の治療に利用することが出来ると言われています。


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