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妊娠中に歯の治療をしても大丈夫?

投稿日: 2017年5月14日  | カテゴリ: 都筑デンタルBLOG

妊娠中の歯の治療について、今回は少し記そうと思います。
妊娠中は口内トラブルを起こしやすい傾向にあるため、普段以上にセルフケアを心がける必要があります。
また、何か問題が起きた場合は歯科治療も出来ます。
しかし、時期と治療内容によっては困難だったりすることもありますし、特定の治療は出来ないということもありますので注意が必要です。

 

◆妊娠初期(1~4ヶ月)について

この頃は、つわりで口内ケアなど無理という人が多いと思います。
体調も優れない場合は、切迫流産などもの危険性もあるため、出来るだけ歯科治療は慎重になることをお勧めします。
ポイントは、妊娠していること(妊娠しているかもしれないこと)をしっかり医師に伝えることです。

 

◆妊娠中期(5~7ヶ月)について

この頃になると、つわりが軽くなっている人も多いはずです。
体調も向上してきているはずなので、何も問題がないなら治療を受けることが出来るでしょう。
妊娠中では一番治療に向いている時期でもあります。
妊娠中期なら、虫歯治療や抜歯を含めて、麻酔を必要とするような治療も殆ど出来ると考えられます。

 

◆妊娠後期(8~10ヶ月)について

この頃は、仰向けになることが負担になる時期です。
治療が出来ないということではありませんが、早産や陣痛の可能性を考えると治療には向かない時期だと思います。
この時期の治療は出来るだけやめた方がいいでしょう。
口内が痛む場合は、応急処置や予防処置などに留めておくことをお勧めします。


◆妊娠中に歯科医で気をつけること

先ず、歯科医に妊娠していることを伝えることです。
見た目で分かるほどになっている時も念のため伝えた方がいいと思いますが、特に気をつける必要があるのは初期の頃です。
この頃は、見た目では妊娠しているのか分からないことが殆どであるため、歯科医に伝えておく必要があります。

 

それから、母子健康手帳を持ってきてください。
妊娠経過が記されているため、歯科医に把握してもらいやすくなります。

 

産婦人科の医師には事前に相談しておくことも大事です。
定期的に身体をチェックしてもらっているはずなので、何かアドバイスを貰えるかもしれません。


体調が安定しない時は予約日をずらしましょう。
当日のキャンセルでも大丈夫です。

妊娠していることを伝えておけば、基本的に歯科医院側が気を遣ってくれます。

また、治療中に姿勢がつらいと思った時には我慢しないで伝えましょう。
普段とは違うのですから、子供のためにも自分のためにも遠慮せずに伝えることが大事です。


 

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